日本は比較的温暖な気候で、夏や冬でも大きな気温変化がない気候特色を持っていました。これは南側に暖流を有する太平洋と、北側に寒流がある日本海に挟まれた島国だからです。ところが、1990年後半以降は地球温暖化現象の影響を受けて、夏になると連日38度を超える猛暑日に見舞われるようになりました。政府では各マスメディアを通じて「エアコンを使用した適切な温度管理」を呼び掛けるようになり、温度管理に細心の注意を払わなくてはいけません。
室温を管理するには温度計を用いるのが一般的ですが、現在ではセンサー式の利便性に長けている温度計が各社メーカーから販売されています。このセンサー付き温度計を一般家庭に導入することは大きなメリットを生むものであり、特にご高齢の方や幼いお子様がいる場合は積極的に取り入れるのが理想的です。センサー付き温度計のメリットは、予め設定している気温になるとアラームを鳴らして知らせてくれるということです。暑い・寒いと感じる感覚は若い方であれば正常に働くのですが、ご高齢の方や幼いお子様の場合は感覚が鈍くて正常に判断をするのが難しくなります。
そのため、家族の中にご高齢の方や未就学のお子様がいる場合は、客観的に室温を管理できるセンサー付き温度計を設置しつつ、既定室温以上になったらアラームを鳴らすようにすると熱中症になるのを未然に防げます。ペットを室内飼いされているご家庭でも、ペットが快適に暮らせる環境を維持するのに役立てられるでしょう。