センサー機能付きの湿度計を設置すれば、書斎の湿度管理が捗ります。人の感覚は優れたセンサーですが、外れる事も多いです。書斎に置かれた大量の蔵書を安全に保管し続けるためには、万全の湿度管理が不可欠です。センサー付きの湿度計を設置すれば、急激に湿度が上がってきた時、異変にいち早く気づけます。
比較的空気が乾燥する秋や冬場の季節でも、日によっては急激に湿度が上がります。真冬の季節になると、窓に結露が発生しやすいです。外の空気自体は乾燥していても、結露が発生するとその周辺は湿った状態になり、その近くに本棚があれば危険です。一度湿った洋書や古本は元通りの形にはならず、貴重な蔵書が結露でダメになってしまってから後悔しても手遅れになります。
梅雨から真夏の季節は、朝昼晩と一日を通して高温多湿な環境になりやすいです。高温多湿な環境下では、カビや害虫発生のリスクが急激に高くなります。害虫の中には、古い書籍を好むものがいており、湿度管理を疎かにしていると、大切な洋書や絶版本が害虫被害に見舞われかねません。センサー付きの湿度計は特殊な商品ですが、一般消費者でも入手は容易です。
大切な本をこれからも、安心安全に管理したい方はネット通販サイトやホームセンターなどで探してみましょう。湿度計を設置する事で、同じ部屋の中でも比較的湿気が溜まりにくい場所と非常に溜まりやすい場所が割り出せます。湿度が上がりやすいスポットに、重点的に除湿剤や除湿器を設置すれば本棚のリスクマネジメントになります。